ヴァイオリンとか、ヴィオラとか、思うこととか。

ヴァイオリン・ヴィオラの備忘録とか、思ったことを書き留めておく。

ヴァイオリン、上手くいかないのは楽器のせいかもしれない。

ヴァイオリンレッスンに行ってきました。

ずっとオンラインでお世話になっていた方で、初めての対面。

初めまして。

今日は楽器のお話から。

コマとか、指板とかおかしいし、今の状態だと弓滑るよ、とのこと。

楽器を見てもらう。

・コマが指板の方に倒れている

→調整

・コマが左によっている。G線とE線の指板のハジとの距離が違う

→調整

・コマの左右を叩いた時に同じ音になっていない。コマが歪になっているから左右差が生まれる

・コマの前後を叩いたときに同じ音程になっているか。前後を叩いた時に音が違うのは、コマの位置がずれている証拠。楽器の前後のボディの長さが違うから音程が違う。

・コマの調整をするときはテールピースの下に布をおく。コマが倒れた時にテールピースが表板を叩いて表板の傷がつく場合がある

・表板の埃は適宜とっておくこと。埃によって楽器の振動が妨げられる。

簡単な調整でしたが、とっても弾きやすくなった。

ボウイングが吸い付く、吸い付く。

弓が吸い付かないのは、技術的な問題ばかりだと思っていたが、楽器のせいも、、結構デカいんだな、と。

あと、弓を見せて、と言われて弓をみせる。

松脂が均一じゃないね、とのこと。

松脂が均一じゃないと、当然均一な音が出ない。

松脂を均一に塗る時は、シャーっていう音でなんとなく均一じゃないか、わかる。

均一にシャーって感じになるように松屋にを塗るといいです、とのことでした。

松脂について、何使っていいか、わかんないんですよねーという話をした。

で、出てきたのが缶ベルという松脂。

ヤフオクで下手したら10万とかで取引されているらしい(もう作られてないので高い)

確かに吸い付きが素晴らしい、、、

匂い立つ音っていうかな、こういう音がいい音だよ、と。

缶ベルに似せた松脂もあるから、探してみるのも面白い、とのことでした。

松脂についてももっと探してみようかなーと思った。面白い。

 

楽器がある程度整ったところで、カイザー15,16,17を弾く。

今回は音についてがメイン。

・一番は全体に押し付けすぎかなとのこと。肘をあげて上から押し付けている感じがある。肘はさげめで、押さえつけないように。背中から横に弾くだけっていうイメージ。(昨日の別の先生のレッスンでも指摘されたこと。一番最初に習った先生が、アップは肘からっていう話があって、そのクセが抜けてない)

・f字孔から良い匂いが立つようにっていうのが今日の音について良い言葉だなって思った。

ダウンの時は右側のf字孔から、アップの時は左のf字孔から良い匂いを出すように。上から抑えつけたら良い匂い出ないよねーとのことでした。

・fはもっとコマよりでもいいかも

・楽器をフリーにする。楽器をガチガチに持ったら、弦捉えられないよね、とのこと。コンクリートに足が沈まないのとおんなじ。楽器をフリーにして、右手で横に。

・17番のマルテレはそんなに噛まなくてもいいよ、とのこと。置いて横に弾く、だけ。頼りないぐらいでちょうど良い。

・スピッカートは元すぎず。雑音だらけになるから。

 

学びが多かった。

やっぱ対面レッスンいいねー

そんなとこ。