ヴァイオリンとか、ヴィオラとか、思うこととか。

ヴァイオリン・ヴィオラの備忘録とか、思ったことを書き留めておく。

弦を包み込むようなボウイング、発音が良くなる。

2月の11日ですかね。

早いねー

もう2月の半ばですよ。この前正月だと思ってたのにね

 

レッスン行ってきました。

自転車乗って先生のご自宅まで、快晴の中、気持ちよくこんにちは。

今回のお題は、カイザー15、16、17番でした。

カイザー 15番から弾く。

pの発音悪いねと、

pでも発音はしっかり、ね。

で、発音するって意識すると、上から重さをかけたくなるんだけど、

それじゃ、発音できない。

弦の下から毛で擦ってあげないと、発音って上手くできないんよ、とのこと。

弦って丸い形してるから、弦を上の弧みたいに包み込んであげる感じが一番引っかかる。

だから、下から弓を動かす。

なるほどーってやってみて、確かに力なくても発音できる感じになった。

 

弓の持ち方について考える。

もっと先の方がいいんじゃない?って。

なんでかっていうと、雑音が入っていたから。

擦過音(さっかおん)が入る。

こういうときは、圧力かけすぎって証拠。

弓から弦への圧力を減らすために、少し先に方をもった方がいいんじゃない?って。

やってみると、クリーンな音になった。

ほんの数ミリ、、なんだけど

全然違う。

ちなみに、元の方を持つと弦への圧力は強くなります。

結構使える、覚えておこう。

 

15番の中盤の16分音符はもっと腕で。

手先で弾いても鳴らないよと。

少し弓をホールドして、腕で弾く。

問題ない、いいねとコメント、

 

カイザー16番も考えることは同じ。

クリーンな音。

弦を押し付けないで、横に弾くこと。

 

弦への圧力が弱くなると、どうしてもE線がひっくりかえりやすくなる。

開放弦のEが出てきた時の移弦は丁寧めに。

そうすると、E線を弓がキャッチしてくれる。

 

カイザー17番はコメントなし。

いい音だし、いいんじゃない?とのこと。

横に弾く。

圧力をかけすぎない、

これが今回のポイントから。

好み、、なところもあるけど。

 

レッスン後、先生の部屋で弾くのが気持ちよくて、

いい部屋ですねーって言ったら、

気持ちよく弾けるように細工をしているとのこと、

ホールで弾いた感じに近づけているとのこと。

しっかり自分の音のフィードバックが正しくなされるようにしたいとのこと。

すげーなって思いました。

そこまで考えてるなんて。

 

今日はそんなとこ。

 

 

ヴァイオリン、上手くいかないのは楽器のせいかもしれない。

ヴァイオリンレッスンに行ってきました。

ずっとオンラインでお世話になっていた方で、初めての対面。

初めまして。

今日は楽器のお話から。

コマとか、指板とかおかしいし、今の状態だと弓滑るよ、とのこと。

楽器を見てもらう。

・コマが指板の方に倒れている

→調整

・コマが左によっている。G線とE線の指板のハジとの距離が違う

→調整

・コマの左右を叩いた時に同じ音になっていない。コマが歪になっているから左右差が生まれる

・コマの前後を叩いたときに同じ音程になっているか。前後を叩いた時に音が違うのは、コマの位置がずれている証拠。楽器の前後のボディの長さが違うから音程が違う。

・コマの調整をするときはテールピースの下に布をおく。コマが倒れた時にテールピースが表板を叩いて表板の傷がつく場合がある

・表板の埃は適宜とっておくこと。埃によって楽器の振動が妨げられる。

簡単な調整でしたが、とっても弾きやすくなった。

ボウイングが吸い付く、吸い付く。

弓が吸い付かないのは、技術的な問題ばかりだと思っていたが、楽器のせいも、、結構デカいんだな、と。

あと、弓を見せて、と言われて弓をみせる。

松脂が均一じゃないね、とのこと。

松脂が均一じゃないと、当然均一な音が出ない。

松脂を均一に塗る時は、シャーっていう音でなんとなく均一じゃないか、わかる。

均一にシャーって感じになるように松屋にを塗るといいです、とのことでした。

松脂について、何使っていいか、わかんないんですよねーという話をした。

で、出てきたのが缶ベルという松脂。

ヤフオクで下手したら10万とかで取引されているらしい(もう作られてないので高い)

確かに吸い付きが素晴らしい、、、

匂い立つ音っていうかな、こういう音がいい音だよ、と。

缶ベルに似せた松脂もあるから、探してみるのも面白い、とのことでした。

松脂についてももっと探してみようかなーと思った。面白い。

 

楽器がある程度整ったところで、カイザー15,16,17を弾く。

今回は音についてがメイン。

・一番は全体に押し付けすぎかなとのこと。肘をあげて上から押し付けている感じがある。肘はさげめで、押さえつけないように。背中から横に弾くだけっていうイメージ。(昨日の別の先生のレッスンでも指摘されたこと。一番最初に習った先生が、アップは肘からっていう話があって、そのクセが抜けてない)

・f字孔から良い匂いが立つようにっていうのが今日の音について良い言葉だなって思った。

ダウンの時は右側のf字孔から、アップの時は左のf字孔から良い匂いを出すように。上から抑えつけたら良い匂い出ないよねーとのことでした。

・fはもっとコマよりでもいいかも

・楽器をフリーにする。楽器をガチガチに持ったら、弦捉えられないよね、とのこと。コンクリートに足が沈まないのとおんなじ。楽器をフリーにして、右手で横に。

・17番のマルテレはそんなに噛まなくてもいいよ、とのこと。置いて横に弾く、だけ。頼りないぐらいでちょうど良い。

・スピッカートは元すぎず。雑音だらけになるから。

 

学びが多かった。

やっぱ対面レッスンいいねー

そんなとこ。

 

 

 

 

ヴァイオリンレッスン。脱力、脱力。

ヴァイオリンレッスン行ってきました。

前日飲みすぎて、ご飯まったく食べれず、、必死に体を引きずっていきました。。しんどすぎ、、

立ち方、右手、左手について教えていただきました。頑張りました。

 

右手▽

•肘の外側から腕を動かすクセがある。肘の内側から動かす。

→家に帰ってからこれやると結構いい感じ

•中から元にかけてのアップボウイングは手首で持っていく

•中から元にかけてのアップで肩が上がらないように

•先弓は前腕、元弓は上腕

•背中丸まらないように。腕を肩甲骨からぐるって回して、胸をはる。背中丸いと腕の可動範囲が狭くなる感じがする。肩甲骨をぐるっと回すと、前のスペースが広くなる感じ。車のフロントピラーを取り除くイメージで。デスクワークのときま肩甲骨をぐるって回してを意識する

•腕を支えてもらって、腕をボトっと落とす練習、脱力の練習。支えをなくすと、腕がストンと落ちて、太ももをたたく。この感覚を使って弾くと楽に大きな音が出る←今日1番勉強なった

•弓浅く持つ。右手の第一関節が弓に触れる

•脇に力が入らないように

•弓、弦と垂直に。

•移弦は肘で。e線弾くときはもっと肘下げる

 

左手▽

•4の指を押さえるときに左手の形が変わらないように。いつでも4の指が押さえられる手の形で

•一ミリ肘いれるだけでも4の指の押さえやすさ違う

•親指離してひく。指板にべったりしない

•左手も脱力、ブラって下に下げてそっと楽器を支える

 

ヴァイオリンの音は見た目に比例する。

力みのない姿勢、弾き方であれば自然と良い音がする。

鏡見ながら、ですね

あ、笑ってダラっとしたときが良い感じって言ってたな、ユーモア?考えてみる?

そんなとこ。

 

 

ヴィオラレッスン、開放弦のボウイングだけみっちり1時間。

東京来てからの初、ヴィオラレッスン。

開放弦のボウイングだけでほぼ1時間、

奥が深すぎです、一生かかっても開放弦のボウイング、わからないかもしれない。

あと、ドントop.35の5番を持っていきました。

(バッハのチェロソナタを持っていきましたが、そこまで到達いきませんでした笑)

 

まず、開放弦のボウイングの注意点

•体を内向きに巻かないで、外に巻く感じ。肩甲骨をくっつける感じ。肩甲骨から巻く感じ。

→体が外に巻く感じになると楽器が並行になる感じ。

→体が内向きに巻くと客観的に音が聞けなくなる。f字孔が自分の方を向くから

→体が外に巻くと、体の前の空間が広くなる感じ

•楽器が外を向きすぎないように

→先日受けたヴァイオリンレッスンでも、もう少し前でもいいんじゃない?と指摘を受けていたから、多分横を向きすぎなんだろう。確かに楽器を少し正面を向くようにすると、体の前のスペースが広がって楽になった気がする。

→肩当ての場所を変えてみました。

新しい肩当ての位置

→肩当ての位置を変えるとけっこう楽になった。楽器が横に向きすぎると、右肩が内に巻きやすい。気持ち正面を向く感じで

•お尻、肩甲骨が壁につくような姿勢で

→実際に壁にお尻、肩甲骨がついた状態をつくってから弾いてみる

•上腕は両側(肩と肘から)引っ張られてる感じで。軸ができて腕が安定する。

•アップは薬指で持っていく感じ

•元で肩上がらないように。壁に楽器を引っ掛けて左手を肩の上に置いて方が上がってないか確認しながら弾く。体を開く感じ

・f字孔のクリクリの上で弾く。コマよりに来すぎないなように。コマよりでしか弾けなくなったら、表現の幅が小さくなる。

→弦の振動でコマよりになりがち。指板方向への力を使って、振動に乗る。

 

ドント5番の注意点

•2の指だけで弦を押さえない。1と2の指一緒。できないなら2の指を押さえる前に止まって1置いて2置いて、から弾く。そのうち連動して1と2の指が置けるようになる。

•C線もっとなると良い。裏板を鳴らす感覚。酒の樽に棒突っ込んで回す感じ。ダウンだけ、何回も弾くのもあり。ヴィオラはデカいからある程度掘ってもちゃんと応えてくれる。

→C線の振動が最大になったときに良い音出てると言われる。目で見て一番振動が大きい弾き方を研究してみても

 

ずっと悩んでいたピッチカートについても見ていただきました。

•ピッチカートは弦をそんなにつかまなくてOK

•弦の上をなでる感じ

•ピッチカートはいろんなパターンがあるから研究すること

 

ボウイング深い、深すぎる、、、

今日はそんなとこ。

 

 

 

東京初ヴァイオリンレッスン。めっちゃ緊張。学んだこと。

東京来て初めてのレッスン、いってきました。

ドキドキでした。めっちゃ緊張。

プロフィール写真がイカつい方だったので(笑、失礼ですね)。

実際の見た目もイカつかったですが、話すととっても面白い方でした。

 

中身が面白かった。

とくに立ち方とか体のことの話。

弓の持ち方とか基本の話も面白かった。

もう一回考え直して見ようかなと思いました。

いろいろ。

 

弓の持ち方はもう少し浅くもったら?ということでした。

今習っているヴィオラの先生からは弓深くって言われてて、その影響で深く持ってたところもあったんだけど、

弓浅く、人差し指の第一関節あたりか触れるぐらいにすると、良い音になった。

ブラって手をやってそこに弓があるだけ、の場所を探す。

深いとヴァイオリンだと潰しちゃう?

ヴァイオリンとヴィオラは違う楽器、

違う楽器なら弓の持ち方も違って当然なのかもなと思った。

 

弓の使い方で弓の毛べったりつけたら、とも。

車のタイヤ、みたいにべったり。

これも迷ってたポイントで、

ヴィオラだと寝かせて、って言われてたから。

でも立てた方がヴァイオリンらしい音がでた。

ヴァイオリンは立てて、ヴィオラは寝かせて、かな。

ヴィオラで求められる音は柔らかい音、だから寝かせて弾く、ヴァイオリンはピカピカした音が必要だから立てて、かな。

右手はそうだなー、あと弓と上腕は平行ってのも分かりやすかった。

 

一番参考になったのは立ち方。

上半身に意識が行きがちだけど、立ち方超大事。今日のポイントはここかな。

まず、足はそんなにブラブラしない。

どっしりと。

重心を下、下、マントルまで、そうするとドッシリするよ、と(←とても良い表現だと思った)

あとお腹はしっかり力をいれて、キュッと。

反り腰にならないように、お腹がでないように。

そんなお腹が出てたら良い音しないでしょ、とのこと。

あとは重心前にって話もしてたかな。

ヴィオラの先生からはソファーに座るようにっていうお話されてたから、後ろ重心してたけど、前重心でも結構ありだなーと思った。

なんだろ、気持ちが前にいく感じ。

ヴァイオリンは前、ヴィオラは重心後ろ、なのかも。

 

まずは土台をしっかりとする。

楽器を持つ前に土台、下半身がたっぷりしているか、上半身に力みはないか、観察してから楽器を鎖骨におくと良いのかも。

 

顎当てに頭のせる。

ほっぺた当てになってるよとのこと、

顎乗せなかったら、顎当ての意味ないじゃん、

みたいな話。

顎当てに乗せた方が良い音でるよ、とのこと。

こはちょっと疑問だけど、確かに良い音になった。論より証拠。

顎あてにちゃんと顎が乗るように、楽器の角度を考えても良いかなっても思った。

 

今悩んでいることがあって、E線の重さの乗せ方。

なんか良いアイディアないですかー?と質問。

E線はG線とかD線よりも重さがかからないから、プラスαしても良いかもねとのこと。

E線きたら頭を切り替える必要ある。

ちょっと言葉にするのが難しいから、考えさせて、とのこと。先生の宿題。

E線の先が怖いって話をしたら、意識が足りてないじゃないかな、とのこと。

ずっと先まで続いてる感覚を持つのが大事って。

 

ヴァイオリンはやっぱり脱力、脱力、脱力。

体に力が入っていないかチェックする。

バッハも見てもらったんだけど、バッハこそ脱力、みたいな話も。

あ、あと重力を使うって話もしてた。地球の引力を利用するって。

初めてはこいつ何ってんの?って思ったらしいが、今はとても大事だと実感していると。

 

T先生はこう言ってたけど、重いの好きじゃないから無視、無視、とか。

誰々先生が言ってたから、良いよね、、じゃなくて自分が良いものを取捨選択してるのも、人間的に真似たいなって思った。

 

当面この方にお世話になろうと思って、またお願いしますと挨拶。

かなり得られるものがある、そう感じたので。

 

そんなとこ。

あけましておめでとうございます。電車から

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あけましておめでとうございます。

もう1/5ですね、早い。

今電車に乗ってて、東京に移動中。

本体ブログ「ヴァイオリンと緊張のためのソナタ」でも書いたんですが、東京転勤が決まって、

1月から東京生活が始まる。

期待と不安。

ワクワクと言った気持ちが正しいだろうか。

こんな気持ちになったの、最後いつだっけ?って考える。

確か大学入るときにも似た気持ちだったかな。

期待と不安で、だから15年ぶりぐらいになるのかな、そういうワクワク感に出合うのは。

そう考えると15年間、どーだったんだろーなと考えて、ワクワクしない生活送ってたんかなー、とか少し残念に思ったり。

 

さて、東京で何をしようかと考えてて、

もちろん仕事はするとして、そのほか何をしようかってこと。

ヴァイオリンに時間とお金を注ぎ込もう思う。

ほかにも並行してやってたことがあったんだけど、それはやめようと思って。

最近思うんだけど、時間の短さね、

ほんとうに明日死ぬんじゃないかという速さ。

30歳超えてくると、なんか体の動きも鈍くなってきて、とくに左手の指とか(40才ぐらいの方が歳取ると指が動かなくなってくるよ、っていってたのが、こういうことかって実感したり、)

時間の有限さに嫌でも気付かされる。

だからね、なんとなーくやりたいことしてたら時間が足りないなと思って。

で、自分がほんとにやりたいこと、なんだろうかって思ったときに、やっぱりヴァイオリンだなって思った。

別に上手くないし、時間の無駄だと言われたらそれまでだけど、ヴァイオリンでいろいろ試行錯誤している時間は幸せだなって再確認してて、

単身赴任で行くわけだし、もうちゃんと練習できる最後の時間だと思ってヴァイオリン、試行錯誤してみようと思いました。

できたら、東京での経験を地方の方々に還元するのがちょっとした目標かな。

いつまで東京いれるかわからないし(最新的には地方に戻る)、いろいろ動きながらやってみようと思う。

そんなとこ。

 

今年もありがとうございました。もっと与えられる人になりたい。

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今年もありがとうございました。

レッスンにお越しくださった方、ご質問をいただいた方、ブログをご覧いただいた方(7500回/月ご覧いただきました、ありがとうございます)、ほんとうにありがとうございました。

お力になれたか、と言われたら自信がありませんが、「大人からヴァイオリンを始めた」という目線で、少しでもお力になるように頑張りました。

今年の1番の出来事としては転勤が決まったこと。

そして、(安くて)良い音のするヴァオラに出会えたことでしょうか。

8年間という長いような、短いような瀬戸内の街を出て来年からは当面、東京生活となります。

せっかく東京にいくのであれば、何か吸収したくて、さてどうするか、というのを最近悩んでいます。

超一流の演奏を聴くこと、一流の方からレッスンを受けること、そして最終的にはレッスン、ご質問へのお応え、ブログに還元していく、少しでもお役に立てるようになりたい、そう思っております。

少しくさいですが、与えられる人になりたい。

もちろん、プロ級の演奏はできないですが、ほんの少しでも良い、助けになれるようなことを与えられようになりたいと思っています。

あと、ヴァオラに出会えたこと。

東京に転勤になって、ヴィオラを返さなくちゅいけなくなって、でもヴィオラを続けたくて、

探しました。

東京の楽器店とかも行ったんだけど、どうもピンとこなくて、

ある楽器屋さんでこれだっていうのに出会って買うことを決めた。

全然100万以上ぐらいの音がすると思う(日本人、誰が作ったかわからないから、、安い)

ほんとうに自分の好きな音のする楽器、

良い出会いでした。

このヴィオラを弾いて、少しでも良いものを与えることができればと。

最後にまた、ありがとうございました。

すべての人が今年に感謝して、良い年をお迎えできることをお祈りしています。

そんなとこ。